Cast

葉山貴司 社会科の高校教師で演劇部の顧問。学校になじめない泉を演劇部に誘う。生徒思いだが、ある過去の出来事によって、逃れられない影を背負っている。

小野怜二 演劇部OBである黒川と同じ大学に通う、靴職人を目指す学生。黒川に誘われ、泉たちろともに演劇部の卒業公演に参加する。泉を好きになるが、泉の葉山への想いに気づき嫉妬に苛まれていく。

工藤泉 孤独に苛まれていた高校生活を、葉山によって救われる。大学進学後、葉山からの誘いで後輩の卒業公演に参加することに。再開によって、忘れようとしていた葉山への思いが抑えられなくなる。

  • 山田志緒 泉と同級生だった演劇部OB。泉の親友。黒川と付き合っている。
  • 黒川博文 泉と同級生だった演劇部OB。同じ大学の小野を卒業公演に誘う。
  • 金田伊織 先生と間違われがちな、演劇部のムードメーカー
  • 塚本柚子 演劇部のヒロイン。ある事件に巻き込まれる。
  • 新藤慶 演劇部のまとめやく。柚子と親しい。
  • 葉山美幸 葉山の妻。ある事件を起こし心のバランスを崩し葉山とは離れて実家で暮らす。
  • 宮沢慶太 泉が就職した映画会社の後輩。泉を慕う。

松本潤(葉山貴司役)

TAKASHI HAYAMA : JUN MATSUMOTO

1983年生まれ。東京都出身。嵐のメンバーとして、音楽・テレビ・舞台・映画・CM と多方面に活躍。2001年「金田一少年の事件簿」(NTV)で連続テレビドラマ初主演。その後も「ごくせん」(02/NTV)など話題のドラマに出演。「花より男子」(05/TBS)、「花より男子2(リターンズ)」(07/TBS)は社会現象になるほどの大ヒットとなった。そのほか代表作はテレビドラマでは、「きみはペット」(03/TBS)、「バンビ~ノ!」(07/NTV)、「ラッキーセブン」(12/CX)、「99.9-刑事事件専門弁護士-」(16/TBS)など。映画では、『東京タワー』(04/源孝志監督)、『僕は妹に恋をする』(07/安藤尋監督)、『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』(08/樋口真嗣監督)、『花より男子F』(08/石井康晴監督)、『陽だまりの彼女』(13/三木孝浩監督)など。

Q.脚本を読んだ感想と葉山という役の印象をお聞かせください。

最初に脚本を読んだ印象は、原作もそうですが、世界観が他の作品にはないような独特の空気を感じたので、その空気がどうやって表現されていくかということに興味が湧きました。ロケーションに加え、様々なシチュエーションの中で葉山と泉がどう動くかということが、脚本家さんや監督のイメージの上で、演じる側・見る側に委ねられている、いろんな捉え方ができるという印象でした。ですので、どういう風に作っていくか、どう演じるかを、大事にしたいと思いました。今まで自分がやらせていただいたラブストーリーとは少し違っているからこそ、ラブストーリーというくくりのなかでも新しい表現ができるのではないかと思いました。

Q.行定監督の演出の印象は?

細やかで繊細でした。セリフのトーンひとつ、目線の動きひとつでも、印象が変わるというところをちゃんと汲み取ってくださり、かつ、そういう部分をすごく現場で大事にしている監督だなと思いました。監督が撮影部や照明部などそれぞれのセクションと話している会話を聞くと、事前に監督が持ってきたイメージと現場で変わっていっているイメージが分かって「なるほど」と思ったりしていたので、なるべく耳をそばだてて聞いていました。

Q.撮影前に実際に富山に行かれたとお聞きしましたが?

撮影前に1日だけですが富山に行きました。セットがあるわけでも人がいる訳ではないのですが、葉山という人物がどういうところでどういう空気の中で暮らしているのかということが見えたので、自分の中でとても大きな意味があったと思います。富山で撮影したこと自体、あの場所だからこそ出る空気とか絵の力ということはすごくあると思うので、普遍的でもあるけれど、どこか見たことのない世界観になっていると思います。

有村架純(工藤泉役)

IZUMI KUDO : KASUMI ARIMURA

1993年生まれ。兵庫県出身。2010年に女優デビュー。主な出演作は、ドラマでは、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」(13/NHK)、主演を果たした「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(16/CX)、映画では、『阪急電車~片道15分の奇跡~』(11/三宅喜重監督)、『JUDGE/ジャッジ』(13/古波津陽監督)、『女子ーズ』(14/福田雄一監督)、『思い出のマーニー』(14/米林宏昌監督)、『ストロボ・エッジ』(15/廣木隆一監督)など。『映画 ビリギャル』(15/土井裕泰監督)で、第58回ブルーリボン賞主演女優賞、第39回 日本アカデミー賞優秀主演女優賞、新人俳優賞をダブル受賞。16年は、『僕だけがいない街』(平川雄一郎監督)、『アイアムアヒーロー』(佐藤信介監督)、『夏美のホタル』(廣木隆一監督)、『何者』(三浦大輔監督)が公開。17年はNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の主演を務め、『3月のライオン 前編 後編』(大友啓史監督)、『関ヶ原』(原田眞人監督)と、出演映画の公開も続く。

Q.泉についての印象を教えてください。

実際に撮影が進むにつれて、泉でいることは苦しかったです。すごく複雑な気持ちがずっとあって、演じながら「これでいいのかな?」と思うこともあったのですが、監督の「OK」という言葉を信じて進みました。雨のシーンもいっぱい出てくるしとても雨の似合う作品なので、非常に美しい映画になるんじゃないかなと思います。

Q.撮影前に準備してきたことと、実際に現場で感じたことは?

いつもクランクインの時は緊張して、役としての第一声を発するときはすごくドキドキするんですが、「こうかな?ああかな?」と探っていくよりも、意外と第一声で発したことが的を得ていることもあるんです。泉に関しては、あまり事前に探らず、第一声で、「ああこれだ」、という何かを見つけて挑めた気がします。撮影の雰囲気やスタッフさんたちを見ていて現場で感じたのは、行定監督のことをすごく信頼していているなと思いました。同時に行定監督もスタッフさんたちを信頼していて、信頼関係が強いとても素晴らしい組だなと。だから行定監督やスタッフの皆さんの見ているものを自分も感じたいし信じたいなと思いました。初日から皆さんのことが大好きになり、また、この作品はいい作品になるんだろうなと思いました。

Q.監督の演出はいかがでしたか?

噂ではいろんな役者さんから「行定組は大変だよ」って聞いていて、どんな感じなんだろう?容赦なくすごく厳しい方なのかな?と思っていました。撮影はテイクを重ねるので、集中力や一回ごとの新鮮さなど、同時にいろんな力が必要になり、「ちゃんと最後まで集中しなきゃ」と、自分との闘いでしたが、監督は役者の気持ちもすごくわかってくれるし、テイクを重ねるのも、このカットはOKなんだけどさらにそれを上回るものがくるんじゃないか、という可能性をきちんと信じてくださっているからなので。本当にうれしいことだと、自分自身も納得しながら撮影できました。すごく愛情のある監督だなと思いました。

坂口健太郎(小野怜二役)

REIJI ONO : KENTARO SAKAGUCHI

1991年生まれ。東京都出身。2010年度第25回メンズノンノモデルオーディションに合格しデビュー。映画『シャンティデイズ~365日、幸せな呼吸~』(14/永田琴監督)で俳優デビュー。同年6月号のメンズノンノにて専属モデルとして20年ぶりに単独表紙を飾る。15年度大阪フィルムフェスティバルでは新人男優賞を受賞。代表作に映画では、『予告犯』(15/中村義洋監督)、『海街diary』(15/是枝裕和監督)、『ヒロイン失格』(15/英勉監督)、『俺物語!!』(15/河合勇人監督) 、『at HOME アットホーム』(15/蝶野博監督)、『残穢-住んではいけない部屋-』(16/中村義洋監督)、『64-ロクヨン-(前編・後編)』(16/瀬々敬久監督)、『高台家の人々』(16/土方政人監督)、『オケ老人!』(16 /細川徹監督)、テレビドラマでは、「コウノドリ」(15/TBS)、「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(16/CX)、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(16/NHK)、「重版出来!」(16/TBS)、「模倣犯」(16/TX)、「東京タラレバ娘」(17/NTV)、「ごめん、愛してる」(17/TBS)など。加えて16年は舞台「かもめ」にも出演。待機作には、ドラマ「コウノドリ 続編」(17/TBS)、映画『今夜、ロマンス劇場で』(18/竹内英樹監督)など。

演劇部

SHIO YAMADA : AYAKA ONISHI

1990年生まれ。三重県出身。京都造形芸術大学映画学科在学中に、同学科のプロジェクトとして製作された映画『MADE IN JAPAN~こらッ!~』で、ヒロインに抜擢され、松田美由紀と共に主演を務める。主な出演作に、映画では『くじけないで』(13/深川栄洋監督)、『イニシエーション・ラブ』(15/堤幸彦監督)。テレビドラマでは「白鳥麗子でございます」(16/EX)、「わたしを離さないで」(16/TBS)、「はじめまして、愛しています。」(16/EX)、「フランケンシュタインの恋」(17/NTV)、「ごめん、愛してる」(17/TBS)など。

HIROFUMI KUROKAWA : YUTARO FURUTACHI

1991年生まれ。東京都出身。ロックバンドThe SALOVERSのVo./Gt.として2010年デビューし、現在は新バンド「2」(ツー)を始動。音楽活動の他に、舞台、映画、ドラマでも活躍中。主な出演作に、ドラマではNHK連続テレビ小説「ひよっこ」(17/NHK)、「赤ひげ」(17/NHKBS)、映画では『笠置ROCK!』(17/馬杉雅喜監督)『アイムクレイジー』(17/工藤将亮監督)など。

YUZUKO TSUKAMOTO : MIKI KAMIOKA

2000年生まれ。埼玉県出身。13年ショートムービー数作品に出演、14年には舞台「ユキサキ」で舞台初出演を果たす。15年にアイドルユニット「ハコイリムスメ」を結成し、17年に卒業した。主な出演作に、映画では『リアル~完全なる首長竜の日~』(13/黒沢清監督)、劇場版『女子の事件は大抵、トイレで起こるのだ。』(15/白石和彌監督)他。待機作に、ドラマ「先に生まれただけの僕」(17/NTV)、映画『斉木楠雄のΨ難』(17/福田雄一監督)など。

IORI KANEDA : RYUSUKE KOMAKINE

1981年生まれ。東京都出身。日本大学芸術学部映画学科在学中に自主映画製作に俳優として参加。2009年に主演映画『 SR サイタマノラッパー』(入江悠監督)でゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009オフシアター・コンペティション部門グランプリ受賞、第13回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭 NETPAC AWARD(最優秀アジア映画賞)受賞。主な近年の出演作に、映画『愛の渦』(14/三浦大輔監督)、『ヒメアノール』(16/吉田恵輔監督)、ドラマ『獄の棘』(17/平山秀幸監督)、『バウンサー』(17/熊澤尚人監督)など。

KEI SHINDO : DAICHI KANEKO

1996年生まれ。北海道出身。2014年アミューズオーディションフェス2014にて、俳優・モデル部門を受賞しデビュー。主な出演作に、『14の夜』(16/足立紳監督)、『きょうのキラ君』(17/川村泰祐監督)、『逆光の頃』(17/小林啓一監督)。待機作に、『探偵はBARにいる3』(17/古田照幸監督)、『デメキン』(17/山口義高監督)など。

市川実日子(葉山美幸役) / 瀬戸康史(宮沢慶太役)

MIYUKI HAYAMA : MIKAKO ICHIKAWA

1978年生まれ。東京都出身。映画『タイムレスメロディ』(00/奥原浩志監督)で長編映画デビュー。初主演映画『blue』(03/安藤尋監督)で、第24回モスクワ国際映画祭最優秀女優賞を受賞。『シン・ゴジラ』(16/庵野秀明・樋口真嗣監督)で、毎日映画コンクール女優助演賞、第40回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。主な代表作に、映画では『めがね』(07/荻上直子監督)、『マザーウォーター』(10/松本佳奈監督)、『レンタネコ』(12/荻上直子監督)、『ジ、エクストリーム、スキヤキ』(13/前田司郎監督)など。ドラマでは、「すいか」(03/NTV)、大河ドラマ「八重の桜」(13/NHK)、「小さな巨人」(17/TBS)など。待機作として『三度目の殺人』(17/是枝裕和監督)、『DESTINY 鎌倉ものがたり』(17/山崎貴監督)、『羊の木』(18/吉田大八監督)が控えている。

KEITA MIYAZAWA : KOJI SETO

1988年生まれ。福岡県出身。2005年俳優デビュー。代表作に大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」(11/NHK)、「眠れる森の熟女」(12/NHK)、「ロストデイズ」(14/CX)、大河ドラマ「花燃ゆ」(15/NHK)、「マザー・ゲーム~彼女たちの階級~」(15/TBS)、NHK連続テレビ小説「あさが来た」(16/NHK)、「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(16/TBS)、「HOPE~期待ゼロの新入社員~」(16/CX)、「幕末グルメ ブシメシ!」(17/NHK)、映画では『貞子3D』シリーズ(12・13/英勉監督)、主演を務めた『JUDGE/ジャッジ』(13/古波津陽監督)、『わたしのハワイの歩きかた』(14/前田弘司監督)、『合葬』(15/小林達夫監督)など。舞台では「マーキュリー・ファー~MERCURY FUR~」(15/演出:白井晃)、「遠野物語・奇ッ怪 其の三」(16/演出:前川知大)、「陥没」(17/演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)など。待機作に『ミックス。』(17/石川淳一監督)がある。