映画「ナラタージュ」公式サイト NEWS (C)映画「ナラタージュ」製作委員会

2017.10.14第22回釜山国際映画祭レッドカーペット&公式上映参加レポート

韓国・釜山で12日から開幕した第22回釜山国際映画祭に、『ナラタージュ』が「Gala Presentation部門」にて正式招待され、有村さんと行定監督が開幕式のレッドカーペットとオープニングセレモニーに出席しました。

雨の中でのスタートとなりましたが、招待客が待ち構える中、2人が車で到着すると、会場は大きな声援に包まれました。2人は少し緊張しつつも終始笑顔でレッドカーペットを歩き、サインや握手、写真撮影に応じるなどファンと交流しました。

この度、初の映画祭参加となった有村さんは「今回海外の映画祭に参加させていただくのが初めてですし、アジアで一番規模の大きな釜山映画祭に参加出来ですごく嬉しいです。映画祭はこれからなのでどんな体験が出来るのか想像しながら楽しんで参加したいなと思っています。」と喜びのコメントを語りました。今回で10回目の釜山映画祭参加となる行定監督は「釜山は毎年のように来たい映画祭。釜山は僕にとって自分の映画が世界で観てもらえるための扉を開いてくれる場所です。そういう意味では第二の故郷、と言っても過言じゃない場所だと思っています。釜山映画祭がこれからも素晴らしい映画祭であり続けることを応援したいと思いますし、自身も新作があったら必ず戻って来たいと思っています。今回新作『ナラタージュ』が韓国の皆様に観て頂けることがすごく楽しみです。本日はありがとうございます。」と釜山映画祭への思いも交えながら熱く語りました。

翌日は、公式上映に先立って記者会見を行い、100人を超える海外メディアの質疑応答に応じ、作品や目線の演技に込めた思いなどを語りました。また、その後行われた公式上映では舞台挨拶に登壇。上映後、2人が観客の前に現れると、600人もの観客の拍手に包まれ熱烈な歓迎を受けました。

まず韓国語で挨拶をし、有村さんは「この作品が海外の方にどのように届くか、上映前からすごく感じていたことだったんですけど、観終わった後になんか分からなかったな?とか思われた方でも、それで良いと思います。今はそう思うかもしれないけど、何年かたってまたこの映画を観たときに、今度はどのように感じるかを楽しみながら、この先も愛され続ける作品になったら嬉しいなと思います」とコメント。行定監督は「静かな映画だったでしょ(笑)どうしようもない男女の恋愛の話をどうしても撮りたくて、非常に日本人なりの情緒があって、そういうゆっくりとした時間の中で、セリフが交わされない中で、視線目線の演技が非常に重要でそれをゆっくりゆっくり撮った映画です。気に入って頂けていたら嬉しいです」と、それぞれ喜びと感謝を口にしました。退場時にも詰めかけたファンに取り囲まれ、握手などを求められる場面も見られ、現地での人気の高さが伺えました。

さらに、アジアで活躍するスターを表彰する「Marie Claire Asia Star Awards」で有村さんに「Asia Star Award」が贈られました。本賞は、過去に渡辺謙さん、イ・ビョンホンさんが受賞しています。
有村さんは、「私らしく作品を愛し、役を愛し、これからも頑張っていきたいと思います。本日はありがとうございました」と、国際映画祭初参加となる釜山の地での受賞への喜びを言葉にしました。

2017.10.08初日舞台挨拶

『ナラタージュ』が10月7日、ついに公開。東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズでは初日舞台挨拶を開催し、松本潤さん、有村架純さん、坂口健太郎さん、大西礼芳さん、古舘佑太郎さん、行定勲監督が登壇しました。

高校教師と生徒という立場で出会った葉山(松本さん)と泉(有村さん)。そんな2人が時を経て運命的再会を果たし、一生に一度の許されぬ恋に身を焦がしていく…。舞台挨拶の模様は、全国129の劇場へ生中継いたしました。

葉山役の松本さんは「この映画を通して、これまでやってきたこととは違う表現の方法もあるということを学びました。役として何かを表現するときに、こういうやり方もあるんだと、行定監督に広げてもらった作品。監督に感謝です」と俳優としての成長を実感。葉山との禁断のラブシーンに体当たりで挑んだ泉役の有村さんは「これまで正統派な役が多かった中で、このような作品の色や役柄は初めてでした。自分としても選んでいただいたことが嬉しかったし、光栄に思います。23歳という年齢でこの作品を残せたことは、今後も自分にとって大切なものになります。」とシミジミ。そんな有村さんに大西さんは「撮影中は有村さんが悶絶する姿を見ました。その悶絶がこの劇場に知れ渡ったはず。」と労っていた。

泉の恋人で葉山に対する嫉妬に燃える大学生・小野役を演じる坂口さんは「この役は結構一筋縄ではいかない役だと思いました。やっていることは酷いけれど、気持ちもわかる部分もあり、愛くるしさを感じた。観客の方々に対して、愛してほしい小野君として役を作りました。」と報告。役柄に共感する観客が多いことが伝えられた坂口さんが「嬉しいです」と表情を緩めると、松本さんは「いいなぁ~」と羨ましがって笑わせました。

12年の構想を経て本作を完成させた行定監督は「この映画が作られるまで悶絶していましたが、今思えばこのキャストにたどり着くまでの時間だったと思っています。隅から隅までキャストに恵まれ、あいまいな愛の話だが何かが伝わる恋愛劇として作品を豊かにしてくれた。」と俳優陣の熱演に感謝でいっぱいの様子。

本作の内容にちなんで“壊れるくらい忘れられない人やモノ”を聞かれた松本さんは「この映画を観終わったときにあったのは、これまで自分が生きてきたことを振り返る時間でした。中村勘三郎さんや蜷川幸雄さんら、もう会えない人のことを考えたり、人の人生の記憶にどれだけ残ることができるのかを考えさせられた」と真剣な面持ちで回答。
その次に指名された有村さんは「真面目なお話の後に…」と苦笑いしながらも「母の手料理」と答え「風邪をひいて熱を出してしんどかった時に、母が作ってくれたのがちらし寿司だった。食べたら凄く美味しくて、今でも忘れられません」と“おふくろの味”を紹介。それに松本さんは「素敵だな~、母の手料理。素晴らしいですね」と感心していました。

坂口さんは「ポジティブな思い出じゃないかもしれないけれど、衝撃的だったのは、オヤジが泣いているのを見た時。それは今でも強烈に覚えています」。大西さんは「祖母が好きだった美空ひばりさん」。
行定監督は「今はもうないけれど、台湾で食べたイカ墨団子」。そして古舘は「中学時代にプロレスが好きで、家で友達と体が壊れるくらい練習した日々があった。その時の激痛は覚えています」と上手くお題にかけ、会場は笑いに包まれます。

最後はヒット祈願として、鏡割りを実施。劇中では雨のシーンが重要な意味を持つことから、樽の中身は“雨水”という変わり種。松本は「昨日も雨がたくさん降ってましたからね」と斬新すぎる鏡割りに驚き顔。無事に木槌で蓋を叩き割ると、中身を覗きながら「凄い透き通っている綺麗な雨水」と感想を述べます。

最後に松本さんは「苦くも濃密なラブストーリーになりました。たくさんの人に届き、たくさんの方の心に残ってもらえる作品になれば嬉しい。そしてこの映画が観客の皆さんのものとなり、たくさんの人に愛される作品になることを祈っています」と語りました。

12345...10... »

トップページへもどる