ABOUT THE MOVIE 作品情報

Introduction

2006年版「この恋愛小説がすごい!」第1位に輝いた島本理生の恋愛小説「ナラタージュ」。
高校教師と生徒として出会った二人が、時が経ち再会した後、決して許されはしない、けれど、一生に一度しか巡り会えない究極の恋に落ちる――。
恋愛の痛みと、それに勝る幸せを余すことなく描く大人のための恋愛映画がこの秋、登場いたします。

監督を務めるのは、恋愛映画の名手・行定勲(『世界の中心で、愛をさけぶ』)。原作の発表から10年あまり映画化企画を温め続け、この度、満を持しての映画化となりました。
行定監督の元には、監督曰く「10年待った甲斐があった」と言わしめる理想的なキャストが集結。主人公の演劇部顧問を務める高校教師・葉山貴司(はやまたかし)役には、『陽だまりの彼女』以来4年ぶりの映画主演となる嵐の松本潤。ドラマや映画でこれまで見せてきた、情熱的な青年役とは一線を画した、自身に十字架を背負いながら許されない恋に悩みつつも募る想いに抗えない大人の男を演じます。
そして、葉山を全身全霊で愛する20歳の工藤泉(くどういずみ)役には、『映画 ビリギャル』で第39回日本アカデミー賞優秀主演女優賞および新人俳優賞を受賞、現在放送中のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」の主演を務める国民的女優・有村架純。身も心もさらけだし、一生一度のすべてを捧げてもいいと思える恋をする女子大生に体当たりの演技で挑みます。
加えて、泉を想う大学生・小野怜二(おのれいじ)役には、坂口健太郎。NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で一気に人気を集め、映画『君と100回目の恋』の主演や、「東京タラレバ娘」、「ごめん、愛してる」と話題のドラマへの出演が続く坂口健太郎が、葉山への嫉妬のあまり自分自身を押さえられない大学生を演じ、いまだかつて見たことのない顔を覗かせる役を演じ切っています。
さらに脇を固めるのは、ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」や映画『合葬』の主演を務めた若手実力派の瀬戸康史。社会人となった泉の後輩役で、現代パートのキーパーソンとなります。また、葉山の妻役には、映画『シン・ゴジラ』の市川実日子。葉山の演劇部の生徒には、大西礼芳、古舘佑太郎、神岡実希、駒木根隆介、金子大地のフレッシュな面々が、作品に彩りを与えています。

脚本を担う堀泉杏は、原作の持つ世界観を大切にしながらも大胆な解釈を加え、ラストはオリジナルのストーリーを選択。ふたりの恋の結末を温かく希望を感じさせるラストシーンへと昇華させています。音楽は、行定勲監督とのタッグで名曲を生み出し続け、『世界の中心で、愛をさけぶ』では日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞した、めいなCo.。許されないふたりの恋をさらに切なく、愛おしく、深みを持たせています。さらに、主題歌は、本作に共鳴した野田洋次郎が作詞作曲をした「ナラタージュ」。歌うのは、アーティストadieu(アデュー)。泉の心情を綴ったような歌詞と透明な声は切なくも希望にあふれ、ラストシーンの感動を温かくつつみます。

孤独な泉を救った教師・葉山。そして、葉山もまた、泉に救われていた――。
「わたしには、あなたでした。」と想いあう二人が、どうしようもない運命だと知ってなお不器用に恋を貫こうとする姿は、誰もが心に秘める一生に一度の純愛を呼び覚まします。
エンドロールで、観たものに一番好きだった人を想いださせる――。忘れられない恋を経験したすべての人々の心を揺さぶる、2017年必見の大人のラブストーリーにご期待ください 。